メトロ(地下鉄)のこと
私たちのギャラリーは、パリでもオシャレだというマレ地区にありました。
近い方がいいななんて思って、マレの近くにアパートを借りるなんてことをすると
やっぱりすごく高いらしく、、、。
だから私たちのアパートメントはメトロを乗り継いで少し離れた場所にありました。
駅はペルネティというところでした。

乗り換えないといけないですが、メトロのチケット料金は1.9ユーロ(約200円)。
この料金でどこまでも行けるようで、とても助かります。
パリの地下鉄はトラップがいっぱい∑L(゚∀゚L)
はじめて切符を買ったときは、どうせ使うからと10枚綴りにしてみました。
「やった初めて切符買えた!」と喜んだのもつかのま、、、
なんと子ども料金のチケット20枚がでてきました!
「え?」
100歩譲って、子ども料金で10枚出てきたのならまだ納得するんですど・・・

これじゃダメだからと払い戻しをしようと思って、
後ほどパリのスタッフさんに払い戻し方法を尋ねてみたのですが、
パリで払い戻しをするには手紙を書いてチケットをしかる場所に送付して、、、と、
かなりめんどうなことをしないといけない、とのことでした。
日本のようにその場でさくっとという訳じゃないみたい。
仕方がないので諦めて、スタッフさんのお知り合いのお子さんへあげてくださいと
プレゼントすることにしました。。。
その後はちょっとめんどうですが、まとめて買うのはやめて、
乗るときにその分だけを買うことにしました…。
↓通路で演奏会♪ こんな場面にもよく出くわしましたよ。

怖いメトロの駅員さん
パリの地下鉄では乗るときだけチケットが必要で降りるときは何もいりません。
だから、降りたらチケットは捨てちゃいます。
なんですけど、、、
たまに下車の後、外に出るまでの通路に駅員さんが立っていて、
ちゃんとチケット買って乗っているか、チェックをしたりするそうなんです。
(そんなこと知らないですよね…。)
で、パリに滞在している間に1度、その駅員さんに出会ってしまいました( ノ゚Д゚)ノ
チケットが駅員さんの持っている機械に通らなければペナルティ。
ちゃんとチケットを買って乗っていたとしても、ポケットの中で曲がってしまっていたり、
ちょっと破けていたりして、駅員さんの機械に通らなければ問答無用でアウトです!
怖い~~(艸゚Д゚ll)
そして、そのペナルティがなんと50ユーロ、約6000円!!!!
通常1.9ユーロ(約200円程度)で乗れるメトロのペナルティが50ユーロ!!
ビビります。
私はたまたまチケットをちゃんと持っていたので問題なく通ることができましたが、
その駅員さんマジで怖いです。怒っている人も何人もいました(´Д` )
こんなことするよりも、日本の地下鉄みたいに、
降りるときも機械でチケット回収すればいいのにって思った日本人は私だけじゃないはず。
買ったばかりのチケットが乗るときの改札ですでにエラーになったり、、、
降りるときにチケットを機械に通す駅もあるのですが、そんなときに限ってエラーになったり、
今回のパリではメトロとの相性は本当によくなかったです(。´_`。)


↑地下鉄からそのまま外に出る電車もありました。
エッフェル塔に行ける電車がそれでした。
福岡でいうところの「姪浜駅」みたいな感じですねーー。
メトロで迷子
ある日。
ひとりでエッフェル塔に行くことになりました。
前日に友だちと行ったので、予行練習はできている!大丈夫!と思っていったのに、
乗換駅であっという間に迷子になってしまいました…。
どうしようー待ち合わせもしているのに。゚(゚´Д`゚)゚。
と困っていたら、なんと日本人の男性が2人こっちに歩いてくるではありませんか!
(おー神さまありがとう!)
オロオロしていた私はすぐにその2人に声をかけました。
「日本人の方ですよね?エッフェル塔に行きたいのですが迷子になってしまって…」
するとその2人もエッフェル塔に行くと言うのです!
(おー神さまありがとう2)
「一緒に行ってもいいですか?」と着いていくことに。
良かった―私ツイてる!
でそのときのお2人がこちら↓

昨日行ったときは普通の電車だったのですが(上の「「姪浜駅」みたいな…」と言っている写真)、今回乗った電車はきれいな観光列車のようでした。確実に間違っていますよね。゚(゚´Д`゚)゚。
いやーほんとに助かりました。


たぶんもう会うこともないのだろうなー、改めてありがとうございました。
スリ
「私は大丈夫、ちゃんと気をつけている!」
そう思っていたのに、見事にスリにあいました。
メトロで、ドアが開いた瞬間、若い女の子が「空港どこですか?(フランス語で)」と訪ねてきました。それと同時に私のまわりを黒い服を着た女の子が囲んできました。
とっさに危ないとわかったので、すぐに持っているバッグを見ると、
すでにチャックが開けられていました。
黙っておびえる方が危ないと思ったので、「何するの!返して!!」と大声を出しました。
「返して返して返して!」と騒ぎました。
すると、それがよかったのか女の子たちは、
「何を言ってるのかわからない、私たち何も盗ってないけど??」(←想像)
みたいな顔をして私の周りからシレ~~っと離れて行き、そして次の駅で消えていきました。
バッグの中は何度も確認しましたが、何も盗られてはいませんでした。
他の乗客の方々が「よかったね」みたいにニコッと微笑んでくれたので、
少しホッとしました。
またツイていたことに、たまたま私の後ろに私服の警察官がいたんです。
それにも助けられました(しかもイケメンwww)。
そのポリスメンが「リュック本体とチャックを紐で結んでおいた方がいいよ」と
ジェスチャーで教えてくれました。
主要な駅では、日本語で注意喚起の放送が流れます。
それだけ危ないです。本当に日本人は狙われているみたい。
パリに行かれる際はほんと気をつけてくださいね。
トイレ
日本なら駅に行けばわかりやすくトイレがありますが、
パリのメトロではほぼありませんでした。
トイレマークを見つけてもどこにあるのかすぐにはわからずで、、、
また観光地近くの公園の公衆トイレなどはあまりきれいではありませんでした。
コンビニもないので、カフェに入るとか、デパートを探すとかした方が安心かも、です。
ゴミ箱
街にはいたるところにゴミ箱がありました。

思ったよりも街がきれいなのは、ゴミ箱が多いからかもしれません。
この写真は通行人が捨てられるようなゴミ箱ですが、
店舗用なのかフタの着いた大きなゴミ箱も道に置いてあって、日中に業者が回収に来ていました。
レンタルチャリやキックボード

街を歩いていると、↓こういう光景をよく見かけました。

レンタルのチャリやキックボードに乗っている人たち。
環境に優しくていいですよね。
そのための道路もあるようです。
でもよく転んでけがをする人たちもいるみたいです。
乗るには練習は必要のようですねー。
備忘録
パリの電車では、乗客が自分で内側からドアを開けなければいけないものもありました。
ドアの近くに立ってしまったらドキドキです(ll゚Д゚ノ)ノ
それと右の写真はアパートのエレベーター。
パリでは1階が0階となります。
それになかなか慣れずに、何度もどのボタンを押せばいいのか迷いましたよwww

最後にスリ2
スリってメトロにいるだけじゃなくて、あけっぱなしのドア付近や窓辺などに貴重品を置いていると、目ざとく見つけてすっと盗っていったりするそうです。
ギャラリーには出窓のような場所(ショーウィンドウ)があり、
そこに作品を並べることができるのですが、すぐ横にドアがあるので、
最初にオーナーさんにスマホとか大切なものは置いてはいけないよと教わりました。
やっぱり外国。いろんなことがありますねー。
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